映画『新感染ファイナル・エクスプレス』総合評価ネタバレ感想まとめ

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の総合評価とあらすじ・ネタバレ感想についてまとめました。

それでは、どうぞご覧下さい!

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の総合評価&あらすじネタバレ

総合評価:80点/100点

『新感染 ファイナル・エクスプレス』は韓国制作のゾンビパニック映画で、
韓国では2016年7月20日に、日本では2017年9月1日に公開されています。

同時期に公開されていた映画はビッグタイトルが多く、正直なところ世間的な注目はあまり集めていませんでしたが、SNSを中心に話題になり大絶賛されていました。

韓国映画というと恋愛モノや歴史モノというイメージが強く、観ない人は全く観ないジャンルの映画になります。

しかし、そんな毛嫌いが勿体無い程、『新感染 ファイナル・エクスプレス』はエンターテイメントとしての完成度が非常に高く、観応えある1作になっています。

舞台は現代の韓国ソウル。

仕事ばかりで家庭を顧みず、妻と別居中の主人公ソグは、母と一人娘のスアンと暮らしています。

ある日、スアンから誕生日プレゼントとして母に会いたいとせがまれたソグは、
仕事の合間を縫って早朝から高速鉄道に乗り、釜山に住む妻の元へ向かう事になります。

ソウル駅から鉄道が発車する間際、様子のおかしな女性が一人車内に乗り込みますが、
彼女は既にゾンビウィルスに感染しており、彼女を発端に車内ではパンデミックが起こります。

非常時に他人を顧みずスアンを守るソグでしたが、
「そんなんだからお母さんが出て行ってしまった」とスアンに泣かれてしまったり、
ピンチのところを乗客に助けられたりしながら少しずつ成長し、人の為に何かをする事を学んで行きます。

クライマックスではソグ自身も感染してしまいますが、スアンと乗客の女性を釜山まで向かう列車に乗せ、感染して意識がなくなってしまう前に自ら命を落とします。

釜山に着くと、そこは軍により制圧が完了しており、スアンと女性は無事保護され、エンドロールを迎えます。

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の感想、ここが良かった

この映画は、ゾンビ映画というジャンルやヒーロー像を描いたジャンルなどの所謂“王道”ストーリー展開になっています。

映画を見慣れた人であれば基本的には先が読める作りになっていますが、
王道ストーリーだからこそカチッとピースがはまるような気持ちよさがあります。

又、列車内という閉鎖空間をフルに生かしており、車両間を横断する時のネタにもなっています。

上映時間118分と長めではありますが、終始スピード感があり、
パニック部分と安息部分の配分が非常に上手く構成されている為、
観客の緊張感がMAXになると小休憩のように静かなシーンになる為、より登場人物達に感情移入できます。

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の印象に残ったセリフ・シーン

主人公のソグ、ワーキングクラスのサンファ、高校生野球チームのジニという3人で、
それぞれの大事な人を守りに行く為、車両間を移動しなければならないというシーンが非常に魅力的です。

ソグは頭脳、サンファはパワー、ジニは実直さという、
漫画やゲームでよくあるパーティ編成のような構図には思わず興奮してしまいます。

それぞれの人としてのよさが非常に分かりやすく書かれるシーンなので、
後々の展開にも影響しており、このシーンなくして結末は迎えられないと思います。

3人のキャラクターに対し、観客の心をグッと掴む為のシーンでもあるので、一番の見どころではないかと思います。

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』はこんな人におすすめ

この映画は、ゾンビモノが好きな人・パニック映画が好きな人には勿論のこと、
鑑賞後の満足感を重視する人・韓国映画を観たことがない人・映画独特の面白さを体感したい人などにおすすめです。

ただ、主人公は最後死んでしまいハッピーエンドではないので、
こういった展開が苦手な人にはあまりおすすめできません。

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』感想まとめ

この映画、本国原題の日本語訳は「釜山行き」となります。

主人公達の移動経路がソウルから釜山なのですが、これは朝鮮戦争の経路と同じになっています。

又、近年韓国で起きた様々な事件を基盤にストーリーが練られているようにも受け取れるので、そういった事を頭に入れてから観ると、より一層楽しめるかもしれません。

人と人はどう関わるべきなのか、正義とは一体なんのか、自己犠牲の上に成り立つものとは?そんな問いを投げかけても来る、最高のエンターテイメント作品です。

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